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新規論文:vClean: assessing virus sequence contamination in viral genomes

  • masahosokawa
  • 1月11日
  • 読了時間: 1分

論文概要

 ウイルスメタゲノム解析やシングルウイルスゲノム解析によって、未知の環境ウイルスゲノムの個別ゲノム情報を取得することが可能になっています。しかし、このウイルスゲノムには他種のウイルス配列が混ざってしまっている状態、DNA配列の「コンタミネーション」が生じていることが懸念されてきました。しかし、この「コンタミネーション」を検出するツールがありませんでした。本研究では、機械学習を適用し、ウイルスゲノムの塩基配列や遺伝子パターンの特徴を学習し、対象ゲノム中の「コンタミネーション」を検出するツール"vClean"を開発しました。

 本ツールを利用することで、ウイルスメタゲノム解析やシングルウイルスゲノム解析によって得られたウイルスゲノム中の「コンタミネーション」を検出し、信頼度の高い情報を選別することができます。


早稲田大学竹山研究室 博士課程学生 我妻さんが主として進めた研究成果です。


vClean: assessing virus sequence contamination in viral genomes.

Wagatsuma R, Nishikawa Y, Hosokawa M, Takeyama H.

NAR Genom Bioinform. 2025 Jan 7;7(1):lqae185. doi: 10.1093/nargab/lqae185.


〒169-8555 東京都新宿区大久保3丁目4-1 63号館 5F 5-11B室 早稲田大学大学院先進理工学研究科 生命医科学専攻 共同先進健康科学専攻
デジタルバイオ融合科学研究室 (細川正人研究室)

TEL 03-5286-8386

© 2024 Masahito Hosokawa Laboratory, Waseda University

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